メールアドレスの不正利用被害について
- 2021年2月16日 11時56分
平素はCPIレンタルサーバーをご利用いただき、誠にありがとうございます。
「踏み台」と呼ばれる、メールアドレスを悪用されるケースが増加しております。
「踏み台」とは、実在する ID やパスワードを推測・解析してサーバーにログインを行い、SPAM 配信や、外部サーバーへの攻撃に悪用する行為を指します。
メールアドレスの踏み台被害により、なにが起こるか
お客様のドメインやメールアドレスを騙って、あるいはお客様のメールサーバー領域を利用して SPAM メールを配信するため、以下のような状態が発生いたします。
- お客様のドメインやメールアドレスの評価が下がり、世界中で運用されているメールのブラックリストなどに登録されてしまうケースがあります。
- お客様のドメインやメールアドレスの評価が下がり、お取引先などで利用しているセキュリティサーバーから、お客様が送信されたメールが拒否される可能性があります。
- 共用サーバーをご利用の場合、お客様と同じサーバーをご利用のほかのお客様のメールも、同じサーバーから送信されたということで、いろいろな送信先から拒否をされる可能性があります。
- お客様のドメインやメールアドレスが実在していると判断され、いろいろな場所で悪用され始める可能性があります。
被害にあいやすいメールアドレスやパスワードの事例
- 企業代表などに使われることが多いメールアドレスが狙われるケースが非常に多く発生しています。
例)
info@example.com
support@example.com
master@example.com
admin@example.com
- メールアドレスと同じ文字列を含むパスワードのご利用や、かんたんな単語の組み合わせはパスワードを推測されやすい傾向にあります。
例)
info@example.com のパスワードが、info1234
企業で利用しているメールアカウントの全員が同じパスワード
apple1234、orange7890 など簡単な単語を利用したパスワード
satou0124、suzuki0701 など、名前と誕生日を組み合わせるようなパスワード
このようなケースが発生している場合はご注意ください。
- ある日突然、心当たりの無い大量のエラーメールが自分宛に届くようになった。
- 取引先など、送信先から頻繁に受け取り拒否のようなエラーが届くようになり、相手にメールが届かなくなった。
- CPI から、悪用された形跡があるため、メールのパスワードを強制変更した旨の案内があった。