DNS レコード情報変更
共用レンタルサーバー(シェアードプラン)をご契約中の方が最新プランへ変更する際の、DNS レコード情報の変更について解説します。
CPI の DNS 利用区分によりレコード情報変更手段が異なります。
- CPI の DNS を「利用している」/「利用していない」、それぞれでレコード情報変更の手段が異なります。
- ご利用区分に応じてご案内を分けております。
「CPI の DNS 利用の場合のレコード情報変更」/「CPI 以外の DNS 利用の場合のレコード情報変更」のいずれかをご確認ください。
DNS レコード情報変更前にご確認いただきたい事項
サーバ―移転では、DNS サーバー内に設定されているドメイン名の参照先サーバーの情報を変更する作業が発生します。以下をお読みいただき、スムーズな変更作業を行ってください。
旧サーバー停止の 1 週間前までに変更してください
新旧サーバー間の移行作業を完了したうえで、必ず新サーバーの契約開始日(旧サーバー停止予定日)までに、DNSの変更手続きを行ってください。
DNS の変更が行われていない状態では、運用サーバー(ドメイン名の参照先サーバー)が旧サーバーから新サーバーに切り変わりませんのでご注意ください。
移行作業が完了しているかをご確認ください
移行作業や各種設定などが完了しているかのご確認をお願いします。
完了しないまま DNS レコード情報の変更を行うと、ウェブサイトが正常に閲覧できなくなったり、メールの送受信に不具合が生じる可能性がございますのでご注意ください。
主にご確認いただきたい事項については、「CPI の DNS 利用の場合のレコード情報変更」/「CPI 以外の DNS 利用の場合のレコード情報変更」それぞれでご案内していますので、そちらでご確認ください。
ローカル配信について
CPI 以外の DNS をご利用のお客さまにおいて、DNS レコード情報を変更して運用サーバーを切り換えた後、ご契約ドメインのメールアドレス間でやり取りするメールが、継続して旧メールサーバーに届く場合があります。
原因として考えられるのは、「ローカル配信」という機能の影響によるものです。この場合、旧サーバーのローカル配信機能を停止する必要がございます。
詳細は、以下の「よくあるご質問」をご確認のうえ、お問い合わせください。
【よくあるご質問】ローカル配信(内部配信)とは何でしょうか。
旧サーバーで SSL サーバー証明書を利用しているお客さまへ
旧サーバーで有効期限が残っている SSL サーバー証明書をご利用の場合、以下の形で新サーバーへの移設してください。
CPI の DNS 利用の場合 | 契約変更に伴うDNS変更申請をいただくことにより、SSL サーバー証明書も新サーバーへ移設されます。 |
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CPI 以外の DNS 利用の場合 | DNS のレコード情報変更のお手続き前に、管理先情報に登録のご担当者様およびメールアドレスより、”プラン変更後のサーバーに SSL サーバー証明書の移設を希望”する旨を明記いただき、[ ssl-info@cpi.ad.jp ]までご連絡ください。 |
DNS レコード情報変更直後は新旧サーバーで並行運用を
DNS のレコード情報を変更後、変更した内容はインターネット上に徐々に浸透してく形となります。そのため変更後には、ドメイン名が新旧どちらのサーバーの情報を読み込みに行くか分からない状態が、一定の期間発生します。そのため DNS のレコード情報を変更後、約 1 週間程度(※)は新旧両方のサーバーに対し、同じ設定や変更・追加作業を行ってください。
- ※ DNS 情報の浸透期間については、ご利用のネットワーク環境によって異なります。
CPI の DNS 利用の場合のレコード情報変更
CPI の DNS をご利用のお客さまは、以下ページをご確認ください。
変更申請前のご確認事項や仕様、手順等をご案内しています。
契約変更に伴う DNS 変更を完了後、すぐにメールサーバー切替をご対応ください。
- CPI の DNS をご利用いただいている場合、メールサーバー切替を実施することにより新しいメールサーバーへの接続が可能になります。(切替実施前は接続できません。)
- つきましてはメールサーバー切替後に、旧サーバーから新サーバーへのメールデータの移設(コピー)などをご対応いただく形となります。
- 「契約変更に伴う DNS の設定変更完了のお知らせ」のメールが届き次第、すぐにメールサーバー切替をご対応いただくことをおすすめします。
CPI 以外の DNS 利用の場合のレコード情報変更
CPI 以外の DNS サーバー(他事業者や自社の DNS)をご利用いただいているお客さまは、新サーバーでの運用準備を完了後に、お客さまご自身でご利用中の DNS のレコード情報を変更していただく、もしくは DNS 管理事業者に変更を依頼してください。
変更前にご確認ください
- ウェブデータの移行作業は完了していますか?
移転代行サービスをご利用の場合には、動作確認をおこなってください。
- 新サーバーにメールアカウントを登録しましたか?
新サーバーのメールコントロールパネルで、状況をご確認ください。
- メールソフトに、新旧サーバー双方でメールを受信できるよう設定しましたか?
メールソフトの旧サーバー受信設定確認メールソフトの新サーバー送受信設定
事前にご用意いただくもの
- CPI で DNS サーバーに記述する標準のゾーンファイル情報
(新サーバーの設定完了通知メールに掲載しています。)
CPI 以外の DNS のレコード情報変更方法
DNS 管理事業者によりレコード情報変更手続き方法が異なります
- レコード情報の変更手続き方法は、DNS を管理している事業者によって異なります。
- DNS のレコード編集画面をお客様に提供している場合もあれば、お客様からの依頼で事業者が変更するなど、様々なケースが想定されます。
- 詳細はご利用の DNS 管理事業者にご確認ください。
1
CPI から送られた新サーバーの設定完了通知メールに記載されている、CPI の標準レコード情報を確認します
2
ご利用中の DNS に、CPI の標準レコード情報を登録してください
もしくは DNS の管理事業者に登録を依頼してください
レコード情報は、お客さまの運用方法に応じて適宜変更してください。
また登録方法がご不明な場合は、ご利用中の DNS 管理事業者までお問い合わせください。
3
レコード情報の変更を完了後、インターネットへの情報浸透(反映)期間が開始され、約 1 週間ほどで新サーバーへとドメイン名の参照先サーバーが完全に切り替わります。
※ CPI 以外の DNS をご利用の場合、以下サービスをご利用いただけません。
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更新日 / 2024 年 12 月 2 日