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操作マニュアル

operation manual

PHP

ご利用可能な PHP のバージョン

ご利用可能な PHP のバージョンは以下のとおりになります。

PHP バージョン PHP のバージョンを指定する場合の .htaccess ファイルへの記述内容
PHP 7.2.34※1 AddHandler x-httpd-php72 .php
PHP 7.3.29※2 AddHandler x-httpd-php73 .php
PHP 7.4.28※2 AddHandler x-httpd-php74 .php
PHP 8.0.30※2 AddHandler x-httpd-php80 .php
PHP 8.1.27※2 AddHandler x-httpd-php81 .php

(すべてのバージョンで暗号化通信のバージョン TLS1.2 に対応しています)
※1 バージョン指定しない場合に実行される標準のバージョンです。CHM-2Z では、PHP 7.2 系が実行されます。

※2 .htaccess ファイルの記述方法は、プランや PHP のバージョンによって異なります。
詳しくは「PHP バージョン指定の記述方法」をご参照ください。

PHP のご利用方法

ご契約のサーバーで PHP を利用する方法は 2 つございます。

.htaccess ファイルを利用せず、標準の PHP バージョンを使用する場合

お客さまのサーバー領域内の html ディレクトリ内の任意のディレクトリに PHP ファイルをアップロードしてください。設置された PHP プログラムは、上記表の【実行バージョン】に※1 がついているバージョンで実行されます。

.htaccess ファイルを利用して、PHP のバージョンを指定する場合

お客さまのサーバー領域内の html ディレクトリ内の任意のディレクトリに PHP ファイルをアップロードしてください。その後、【.htaccess】ファイルに実行バージョンを指定する記述を追加してください。実行可能なバージョンは上記表をご確認ください。

.htaccess ファイルとは

PHP バージョン指定の記述方法

CHM-2Z の PHP 7 系は、下記のように .htaccess ファイルに記述します。
下記は PHP 7.2.34 を使用するときの記述例です。
ご利用のバージョンに合わせて変更してください。

提供バージョン  PHP 7.2.34

.htaccess の記述  AddHandler x-httpd-php72 .php

.htaccess の記述は、~php7234.php ではなく ~php72.php となりますのでご注意ください。

提供されている PHP のバージョンは、コントロールパネルの『お客様情報』>『プログラムのパスとサーバの情報』でご確認いただけます。

今後、 PHP7.2.X の「X」の数字が上がっても(バージョンアップしても)、 .htaccess の記述を変更する必要はございません。 PHP7.Y.Z の「Y」の数字が上がり、PHP7.Y.Z をご利用されたい場合、 .htaccess には『AddHandler x-httpd-php7Y .php』と記述する必要がございます。

PHP の設定の変更方法

PHP の設定を変更することができます。 PHP の設定は設定ファイル (php.ini) を編集し、PHP プログラムが存在するディレクトリと同じ場所に設定ファイル (php.ini) を設置することにより、設定を変更することができます。また、設定ファイル (php.ini) が設置されているディレクトリ以下の階層すべてに同じ設定を適用することも可能です。

1

設定ファイル (php.ini) をコントロールパネルから入手する。

コントロールパネルの【お客さま情報】>【プログラムのパスとサーバの情報】>【PHP ini の設定情報】に PHP のバージョンごとに、 php.ini ファイルの内容がテキスト形式で表示されます。

以下の情報を、お手元のテキストエディタにコピー&ペーストし、php.ini というファイル名で保存してください。

2

保存した設定ファイル (php.ini) をサーバーにアップロードする。

PHP 5.4 未満の場合は、以下のファイル内の以下の記述を変更してください。
(register_globals は PHP 5.4.0 で削除されました)

 変更前 register_globals = Off
 ↓
 変更後 register_globals = On

設定ファイル (php.ini) をアップロードしたディレクトリ内で、設定が有効となります。
アップロードしたディレクトリ内の下位ディレクトリにも同じ設定を反映させたい場合は下位ディレクトリにも同じ設定ファイル (php.ini) を設置するか、 .htaccess ファイルに 1 行情報を追記する必要があります。

3

設定ファイル (php.ini) を設置したディレクトリ以下に同じ設定を反映させる方法

設定ファイル (php.ini) を設置したディレクトリ内に、 .htaccess ファイルを作成します。
ファイルの内容は以下の情報を記載してください。

【例】
 設定ファイル (php.ini) のフルパス /usr/home/ユーザーID/conf/php.ini
 ※conf は例として記述したディレクトリ名です。
 .htaccess に以下を記述して、設定ファイル (php.ini) と同じ場所にアップロードします。
 suPHP_ConfigPath /usr/home/ユーザーID/conf/


 最終的に以下の構成になります。
    /usr/home/ユーザー ID/conf/php.ini
    /usr/home/ユーザー ID/conf/.htaccess

PHP の文字コードについて

PHP 5.5.16 以降のバージョンではデフォルトの文字コード(mbstring.internal_encoding)は「UTF-8」です。
その他のバージョンのデフォルトの文字コード(mbstring.internal_encoding)は「EUC-JP」です。
また、新しくリリースされた PHP7 では、文字コードはmbstring.internal_encoding で指定するのではなく、 default_charset で指定すべきとの情報もございます。
http://php.net/manual/ja/ のサイトや関連情報を参照のうえ、ご利用願います。

PHP ファイル、ディレクトリのパーミッション

PHP を実行する際には PHP プログラムを記述したファイル、 PHP ファイルが含まれるディレクトリのパーミッションの設定にご注意ください。以下のようにファイルは【604】、または【644】、ディレクトリは【705】、【755】としていただき動作をご確認願います。

PHP ファイル
 604  rw----r--
 644  rw-r--r--

PHP ファイルが含まれるディレクトリ
 705  rwx---r-x
 755  rwxr-xr-x

利用制限

.htaccess ファイル内に php_value および php_flag を記述することは出来ません。 500 エラー(Internal Server Error)が発生します。

CPI が提供しているサービス内で提供している PHP は、CPI サービス向けに独自に実装をしております。そのため、すべての機能が動作することを保証しておりません。

PHP や設定ファイル (php.ini) 、.htaccessのご利用に際しては、事前の動作検証やデバッグ、エラーのご確認などを経てご利用いただきますようお願い申し上げます。

PHP プログラム、設定ファイル(php.ini)、 .htaccess ファイルは、記述内容が 1 文字でも間違っていますと、実行結果や動作に影響が発生します。
また、ファイルを設置したディレクトリと、配下のディレクトリすべてに影響が及びますので十分ご注意ください。

更新日 / 2024 年 2 月 28 日

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