ウイルスチェックサービス
ウイルスチェックサービスは、お客さま宛のメールに対してウイルスの検知および削除をおこなうサービスです。
ご利用中のサーバープランでは当機能は標準搭載となっており、CPI のメールサーバーおよび DNS サーバーをお使いいただいている場合は、お申し込みや設定などの必要なくご利用いただけます。
サービス概要
ウイルスチェックサービスは、専用のハードウェアを使用した高速のウイルスチェック機能です。
メール受信時にチェックの処理がおこなわれ、メールにウイルスを検知した場合はそのメールを削除し、受信者に該当メールを削除した旨を通知します。
なお、メールの送信者にはウイルス削除の通知はおこないません。
仕様/詳細
- ウイルスを発見した場合のメール削除は自動的におこなわれます。
- Outbound Port 25 Blocking(OP25B)対策に使われる 587 番ポートもスキャンします。
- 受信可能なメール 1 通のサイズは 100MB までとなります。
- ウイルス定義ファイルおよびスキャンエンジンの更新は随時おこなわれます。
設定
サーバー上で処理が完了するため、メールソフトなどの設定は不要です。
ただし、(メール)サーバーの運用に関して、CPI のメールサーバーおよび CPI の DNS サーバーの 2 点を利用している必要があります。
注意事項
- ウイルスチェックサービス(標準装備)は Windows および DOS に感染するウイルスと、Windows および Macintosh に感染するマクロウイルスのスキャン、修復および削除に対応しております。その他のオペレーティングシステム(OS)およびウイルスには対応しておりません。
- ウイルスチェックサービス(標準装備)は、すべてのウイルスをスキャン、削除できるわけではありません。サービスの利用、またはサービスを利用できなかったこと(一時的なチェックサービス用サーバーの停止等)により、お客さままたは第三者に発生する障害に対し、CPI はいかなる責任も負いません。また、ごくまれにウイルス感染していないメールを削除することがありますが、これによって発生するいかなる損害に対してもいっさい責任を負いません。CPI は、ウイルスチェックサービス(標準装備)が原因のいかなる障害にもいっさいの損害賠償義務を負わないものとします。
- 受信したメールからウイルスを検知した場合、受信者に該当のメールを削除した旨を通知いたします。メールの送信者にはウイルス削除の通知はおこないません。
- ウイルスチェックサービス(標準装備)は、ご契約いただいております同一ドメイン同士のメール送受信、および同一サーバー筐体内ドメイン同士のメールの送受信にはウイルスチェックはおこないません。
- ウイルスチェックサービス(標準装備)のご利用に必要な設定(ウイルス定義ファイルの更新等)は、すべてサーバーにておこないますので、お客さまにおこなっていただく作業はありません。
- サーバー上にて動作を完了するため、パソコン環境およびメールソフトに関係なくご利用いただくことができます。
- ウイルスチェック(標準)のご利用をする場合、 DNS サーバー、メールサーバー共に CPI のものを使用している必要があります。
更新日 / 2019 年 9 月 5 日